【エコ生活】第17回 水族館

ライフスタイルアドバイザー
宇佐美総子

 おでかけシーズン到来ですね!
「新江ノ島水族館」は、幻想的なクラゲを見ることができる癒しの「ファンタジーホール」が大人にひそかな人気があり、ヒトデやドチザメなどを素手で触れる相模湾の磯を再現した「タッチプール」も、常に家族連れで賑わっています。元ライフセーバーとしては(*1)、〝実際に本物に触れてほしいなあ、江の島はすぐ近くなのに〟とつい思ってしまいますが、海を身近に体験できる水族館は、生物のことを学ぶのには最高の場所だと思います。
 中でも、やはり一番人気があるのは「イルカショー」です。何頭ものイルカが狭いプールを巧みに交差しながらジャンプする姿に、改めてイルカってすごいなと感心してしまいました。
 ショーが終わってからサブプールで泳ぐイルカに声をかけると、「いいよ!」とばかりにすぐさま反応して、超高速で旋回してくれたりするので、「わあ、すごい!」と思わず声をあげてしまいます。すると、さらに高速で泳いでくれるので、イルカとの触れ合いが楽しめるんですよ。
「横浜・八景島シーパラダイス」は、昨年(2013年)オープンした「うみファーム」が注目されています。個人的には、海釣りや釣った魚をその場で調理してくれる「食育ゾーン」よりも、電動ボートで海を泳ぐイルカと触れ合える「シーボート」や、「ふれあいラグーン」(*2)が面白いと思いました。
「ふれあいラグーン」では、私がラグーンプール横でカメラを構えていたら目の前に大きな白イルカが現れて、ぶつかりそうになったんです! 慌てて体を反らしたら、イルカの口からピューっと水をかけられ、危うく大事な一眼レフカメラが壊れてしまうところでした。でも、愛嬌いっぱいのイルカの姿に、すっかり魅了されてしまいました。
 久しぶりに訪れた「油壺マリンパーク」は至るところに〝昭和のレトロ〟を感じましたが、イルカ&アシカショー「ファンタジアム」は驚くほど見応えがありました。環境問題をテーマにした内容で、イルカの台詞が吹き替えになっている劇場仕立てなので、自然と物語に引き込まれていってしまいました。

◆新江ノ島水族館:小田急線「片瀬江ノ島駅」から徒歩3分・湘南モノレール「湘南江の島駅」、江ノ島電鉄「江ノ島駅」からそれぞれ徒歩10分
◆横浜・八景島シーパラダイス:シーサイドライン「八景島駅」からすぐ
◆油壺マリンパーク:京浜急行「三崎口駅」からバスで15分(終点「油壺バス停」から徒歩5分)
 ※すべて神奈川県です

*1 筆者は『月刊Diver』(ダイバー株式会社)のモデルとしてさまざまな海に潜り、江の島ライフセーバーも6年間務めた。
*2 ラグーン…潟湖。海の一部が砂丘などの発達で封じ込められた浅い湖。

☆月刊誌『灯台』2014年5月号より転載


宇佐美総子 うさみ・ふさこ●ライフスタイルアドバイザー。ほかにも司会、モデル、カウンセラーなど多彩な顔を併せ持つ。豊富な経験から得た無添加・天然素材等の知識をもとに環境問題に取り組んでいる。著書に『幸せをはこぶ 天使のパン』(主婦と生活社)。 Gateau d'ange 北鎌倉 天使のパンケーキ