大空へと舞い上がっていくしゃぼん玉に、心を奪われたことがある親御さんも多いのではないでしょうか。今回は、そんな魅力たっぷりのしゃぼん玉遊びを紹介します。
しゃぼん玉遊びのおもしろさ
虹色に光り、風に乗ってどんどん飛んでいくのを見るだけで、わくわくした気分になれるしゃぼん玉。生後間もない赤ちゃんから大人までが夢中になれる、魅力的な遊びの1つです。
ストローで吹くだけでも十分楽しめますが、道具を工夫するとしゃぼん玉遊びの魅力が増します。ストローを細工したり、ストロー以外の道具を使ったりする工夫は、子どもの創造力を養うこともできるでしょう。しゃぼん玉液は100円均一ショップなどでも販売され、手に入りやすくなっています。そのため、自分で液を作ったことがないという子どもも増えているようですね。しかし自分で作ることで、思いがけない発見があることもあります。ぜひ、親子で作ってみてください。
今回はしゃぼん玉遊びをより楽しむために、自宅でできるしゃぼん玉液の作り方や、ストロー以外の道具を使って楽しむ方法を紹介します。
いろんな道具でしゃぼん玉を作ろう
牛乳パック編
■用意するもの
・牛乳パック ・ボウル(水を入れるもの)
■作り方
①牛乳パックの口の部分を切り取り長方形にする。
②①の底の中央に直径5mmくらいの穴を開ける。
③②の穴にしゃぼん玉液を塗る。
④開いている口を水に入れていくと、穴にしゃぼん玉ができる。
針金ハンガー編
■用意するもの
・針金ハンガー ・タコ糸または毛糸 ・ペンチ
■作り方
①針金ハンガーを丸く曲げる。
②針金ハンガーの付け根部分にある隙間を、ペンチで曲げてなくす(隙間があるとしゃぼん玉が上手に作れないため)。
③針金ハンガーの輪の部分にタコ糸または毛糸を巻く(液をつけやすくするため)。
④しゃぼん玉液につけて、空中であおぐ。
カップラーメンの容器編
■用意するもの
・カップラーメンの容器 ・ストロー ・セロハンテープ
■作り方
①カップラーメンの容器の底にストローが通る穴を開ける。
②①の穴にストローを差し込み、容器の外側からセロハンテープでとめる。
③しゃぼん玉液につけて、ストローで吹く。
≪ column ≫ しゃぼん玉遊びをするときに気をつけたいこと
■周囲への配慮を忘れずに
手軽で楽しいしゃぼん玉遊びですが、集合住宅のベランダで遊んで、近隣の家の洗濯ものについてしまったり、公園でお弁当を食べている人についてしまったりするなど、クレームにつながるケースがあります。周囲に人がいない広い場所でも、風向きにも気を配りながら行ないましょう。
■小さな子どもの誤飲に注意
しゃぼん玉液を誤って飲み込むことがないよう、大人がしっかりついてあげてください。
どんなに気をつけても、口についてしまう可能性はあるので、安全基準を満たしているしゃぼん玉液を購入するようにしましょう。
☆月刊誌『灯台』2012年7月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載