ママやパパも子どものころにたくさん遊んだ「なわ跳び」。「まだ難しい」「まだ上手にジャンプできない」という小さな子どもが、楽しみながら、徐々に跳べるようになる方法を紹介します!
ジャンプの楽しさを覚えさせよう
「歩く」「走る」がしっかりできるようになってきた子どもは、「ジャンプ」ができるようになるのも間近かもしれません。
最初は上手にジャンプできないので、怖がって、どうすればいいかわからないという子どもも多くいます。まずは、親が両手を持って、平地でジャンプさせることから始めてみるといいでしょう。
ジャンプに慣れてきたら、少し高いところから、親が両手を持ってぴょんと跳び下りさせてみましょう。
一人で果敢にジャンプに挑戦しはじめたら、両足がそろっていない大股歩きのようなジャンプでも、たくさん褒めて、ジャンプの楽しさを教えてあげましょう。
ジャンプが楽しくなってきたら、なわ跳びの出番です。ジャンプ初心者の小さな子どもが、徐々になわ跳びに慣れていく方法を紹介します。
※遊びはすべて外遊びを基本としています。
「動き」に合わせてジャンプする
なわ跳びの醍醐味といえば、動いているなわのタイミングに合わせてジャンプすること。でも、なわ跳びを初めて体験する子どもには、簡単なことではありません。失敗を気にしないで、どんどんチャレンジさせてあげましょう。
子どもが興味を持つよう「にょろにょろヘビさんだぞ!」と言ってみたり、タイミングをつかみやすいよう「イチ、ニのサン、それ!」などと声かけをしてみたりするのも効果的です。
A.ヘビさんをジャンプ!
親はしゃがんで、なわが地面につくようにして持ち、手首を左右に素早く揺らします。揺れるなわを踏まないよう、子どもはジャンプします。
B.波を前向きジャンプ!
大人2人でなわを持ち、左右に大きくゆっくりと揺らします。子どもはなわに向かって立ち、なわが目の前に来たらジャンプして跳び越え、そのまま前に走り抜けます。同じところに戻って繰り返します。
C.波を横向きジャンプ!
Bができるようになったら、今度は子どもに親のほうを向かせて、横向きでなわをジャンプ。なわを持つ親の手元を見ながらタイミングを計ってジャンプができるようになると、そのまま連続してなわ跳びができるようになります。
☆月刊誌『灯台』2011年8月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載