祖父母や親戚のもとに集まるなど、何かと大勢で過ごす機会が多いお正月。そんなときは、世代を超えて楽しめる伝統的な遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか?
幼い子どもから高齢者までみんなで楽しめるすごろく遊び
お正月の日本の伝統的な遊びといえば、独楽まわしや凧揚げ、羽根つきをはじめ、福笑いやすごろく、かるたなどさまざまなものがありますね。おじいちゃんやおばあちゃんたちと過ごすことも多いお正月は、こうした伝統的な遊びを教えてもらえるよい機会です。子どもたちも普段とはひと味違う遊びに、きっと好奇心をかき立てられることでしょう。
今回は、そんな伝統的な遊びのなかでも、ルールが簡単で幼い子どもでも楽しめるすごろくを紹介します。すごろくは市販のものもたくさん出ていますが、大きめの画用紙などに子どもと一緒に創作しても楽しいですね。すごろくではサイコロを使うので、目の数を読んだり、その数だけコマを進めたりすることで、数字に親しむこともできます。サイコロやコマも身近にあるもので簡単に手作りできるので、ぜひ、作る工程もみんなで一緒に楽しんでみてください。
牛乳パックでサイコロとコマを作ろう!
用意するもの
1L牛乳パック、7cm四方の画用紙6枚、フェルトペン、セロハンテープ、のり、はさみまたはカッター
【サイコロの作り方】
牛乳パックを左図の太線の位置で切り、右図のような形に切り取ります。谷折り部分で折ってセロハンテープでとめます。画用紙に1~6までの目を書き、箱の外側に貼ります(目は1と6、2と5、3と4がそれぞれ裏側同士になるように貼ります)。
【コマの作り方】
牛乳パックの残り部分から下図の形を人数分切り取ります。立てる部分にフェルトペンで好きなマークなどを描いたりシールを貼ったりして、自分のコマとわかるようにしましょう。
※コマはおはじきなどで代用してもよいです。
※コマやおはじきなどを子どもが誤飲しないよう注意しましょう。
※はさみやカッターなどを使う時は、十分注意してください。
◆◆ すごろくに挑戦! ◆◆
サイコロをふって出た目の数だけ進みながら、スタートからゴールまで行ってみよう!
ゴールは、ピッタリの数が出ないとゴールできない(余りの分は戻る)、などさまざまなルールを設けると、より楽しめます。
☆月刊誌『灯台』2017年1月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載