身近なものがおもちゃに早変わりリサイクル工作で遊ぼう!

毎日の暮らしの中でリサイクルを意識していますか?ゴミを減らす、再利用するなど限りある地球の貴重な資源を大切にする習慣を持ちたいですね。

いつもは捨ててしまうものが工夫次第で楽しいおもちゃに!

 毎年5月30日(ごみゼロの日)から6月5日(環境の日)は、ゴミの減量や再生利用を促進する「ごみ減量・リサイクル推進週間」です。日本各地で啓発活動や地域の美化清掃などが行なわれています。子どもたちが生きる未来の地球環境を美しく保つためにも、各家庭でのリサイクルを積極的に行ないたいですね。ゴミを捨てる時は、子どもと一緒にリサイクルマークを確認しながら分別するなど、幼いうちからの意識付けも大切です。
 今回紹介するのは、普段ならゴミ箱に捨ててしまうものを再利用するおもちゃ作りです。家の中を見回せば、牛乳パックやペットボトル、食品トレーなど、おもちゃの材料が見つかるはず。遊びを通して、親子でリサイクルの大切さを考えるきっかけになると良いですね。

リサイクルしたら何に変わる?

分別したゴミはさまざまなものに生まれ変わります。身近な例を子どもに見せて、リサイクルの大切さを伝えましょう。

親子で一緒にリサイクルおもちゃを作ろう!

◆ペットボトルでボールキャッチ!

〈材料〉
・ペットボトル(1.5Lか2L)
・古紙(新聞紙、チラシなど)
・ひも(毛糸、タコ糸など) 
・ビニールテープ
・カッター

〈作り方〉
①ペットボトルの注ぎ口から3分の1くらいのところをカッターで切る。
②切り口をビニールテープで覆う。

③古紙を丸めてビニールテープをぐるぐると巻き付け、ボールを作る。
④ボールとペットボトルの注ぎ口をひもでつなぎ、ビニールテープで固定する。

〈遊び方〉
注ぎ口を手に持ち、けん玉のようにボールを出し入れして遊びます。ペットボトルを小さめのものにすると難易度がアップ!
※ペットボトルの切り口やカッターで手を切らないよう十分注意しましょう。

◆食品トレーでスイスイボート

〈材料〉
・発泡スチロールの食品トレー
・紙製のカップ(ヨーグルトなど)
・曲がるストロー2本
・ビニールテープ
・きり

〈作り方〉
①食品トレーに紙製カップを重ね、それぞれの底にストローを通す穴を2つ、きりなどで開ける。

②曲げたストローの短い側を穴に差し込み、長い側をトレーの底にビニールテープで固定する。
③差し込み口もビニールテープでしっかり固定する。

〈遊び方〉
お風呂に浮かべて紙製カップに水を少しずつ入れると、ストローから流れ出る水の勢いで、スイスイとボートが進みます。

☆月刊誌『灯台』2015年6月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載