光源と影を映すスクリーンがあれば手軽に楽しめる影絵遊び。手だけで表現する手影絵や、道具を使って遊ぶものなどいろいろな楽しみ方を紹介します。
光と影だけで作る幻想的な世界にワクワク!
暗闇に映し出される影がいろいろなものに変化して、想像力をかき立てる影絵遊び。影絵をうまく作るポイントは、自分の手元ではなくスクリーンに映った影を見ること。スクリーンを見ながら、光の当て方や光との距離を調節して、影が一番きれいに映る位置を見つけましょう。
大切なことは、上手な影絵を作り出すことではなく、光に当たった自分の手が影となってさまざまなものに変身する姿を楽しむことです。下で紹介する影絵を参考にして、親子で一緒に遊びましょう!
影絵シアターを作ろう♪
部屋をできるだけ暗くして、光源をスクリーンに当てたらシアターの完成!
[光源]
照明スタンド(丸い電球のものが◎)や懐中電灯など。
[スクリーン]
壁やふすま、障子など。大きな模造紙などを壁に貼ってもよい。
まずは「手影絵」に挑戦!
はじめに大人が影絵を見せて「これな~んだ?」クイズから。
次は子どもも一緒にチャレンジです。
・恐竜
・キツネ
・宇宙人?
影絵遊び いろいろ
◆「この影な~んだ?」クイズ
形が特徴的なものをスクリーンに映して、子どもに当てさせます。お気に入りのおもちゃやぬいぐるみなど、身近でわかりやすいものが良いでしょう。
◆親子で挑戦!全身影絵
大きめのスクリーンに全身が映るように光を調節します。親子でアイデアを出し合いながら、全身で表現する影絵作りにチャレンジしてみましょう!
・例 ロケット
◆くるくる変身おもちゃ
〈作り方〉
①厚紙をクマとウサギの形に切り取ります(同じ大きさの正円に耳を付けた形)。クマは右半分、ウサギは左半分に切り込みを入れます。
②クマとウサギの切り込みを差し込み、テープで留めます。
③クマとウサギが十字になるように開き、割り箸の真ん中に固定します。
〈遊び方〉
割り箸の両端を持って、くるくる回すとウサギの影がクマに変身!
☆月刊誌『灯台』2015年2月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載