1日中、家で過ごす日が続くと遊びもマンネリ化してきますよね。子どもは退屈してぐずりだし親もイライラなんてことも……。そんなときは子どもが大好きな〝宝探し〟で親子一緒に盛り上がりましょう!
隠すドキドキ、探すワクワク!家の中が楽しい冒険空間に!
梅雨に入り雨の日が多くなるこの時期、家の中で子どもとどんな風に過ごしていますか? お気に入りのおもちゃで遊ぶのにも飽きてしまい、子どもがぐずるからとテレビでアニメなどを見せ続けたり、スマートフォンなどでゲームをやらせたり、ついつい電子機器に頼ってしまうことも多いのではないでしょうか。親子で触れ合う遊びの時間が減ってしまうのは、とてももったいないことですね。
そこで今回紹介するのは、家の中でも親子で楽しめる〝宝探し〟。簡単な遊び方のほか、宝の地図や家のあちこちに隠されたヒントカードをもとに宝物を探し出す、難易度が高めなものも紹介します。気分はすっかり冒険家、いつもの家が突然ワクワク空間に変わって、盛り上がること間違いなし! 人数が多いとさらに盛り上がるので、お友だちを呼んで一緒に遊んでも楽しいですね。
【子どもの成長に合わせてアレンジ!〝宝探し〟の楽しみ方】
○1~2歳児向け 宝物のありか、どこまでわかるかな?
小さな子どもの場合、〝宝探し〟といってもどうすればいいかわからないことも。そんなときは、まずはかなり簡単な場所に隠し、少しずつ難易度を上げていくとよいでしょう。
宝物は、あらかじめ決めて子どもに見せておく。
①まずはすぐ目につくところに(イスの上など)
②次に子どもの目線で、もしくは少し視野を広げれば見つかる場所に(イスの下、おもちゃ箱の中など)
③最後はわざわざ探さないと見つからない場所に(カーテンの裏、引き出しの中など)
※難しそうな場合は、ぬいぐるみのうさぎの耳や、さるのしっぽなど、一部をわざと見せておくとよいでしょう。
○3~5歳児向け 宝の地図で宝物のありかを探せ!
簡単な家の間取り図を描き、目印となる場所には「ソファの滝」など子どもの冒険心をくすぐる名前をつけます。これを宝の地図に見立て、①から順に番号を書き、そこに宝物のありかを示すヒントカードを設置。見つけたカードを順番に並べると宝物のありかがわかるという遊びです。
〈例〉
カード① て
カード② れ
カード③ び
カード④ の
カード⑤ う
カード⑥ ら
※難しそうな場合は、宝の地図に宝物がある場所を書き、そこに宝物を置きましょう。子どもが宝物に近づいたら「ウィーン! ウィーン!」と声を出すなどヒントをあげましょう。
(注)宝物やヒントカードを隠す場所は、子どもが自由に触っても問題のない場所に。台所やベランダなど危険が伴う場所は避けましょう。
☆月刊誌『灯台』2014年6月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載