普段はなかなか会えないおじいちゃんやおばあちゃん、いつも一緒に楽しく遊んでいるお友だちに、今年は手作りの年賀状や季節のカードを送ってみませんか?
作ったはがきをポストに投函しよう
年賀状や季節の挨拶のカードを、親子で作ってみませんか。だんだんと風が冷たくなってきて外遊びの時間も減ってくるこれからの時期、家の中の遊びとしてもおすすめです。
はがきをポストに投函するのは、子どもにとってわくわくするもの。それが自分で作ったカードならなおさらです。
なかにはまだ幼くて、ポストに入れるとなくなってしまうように思えて泣いてしまう子も。そんなときは、ポストに投函せずに郵便局の窓口に行って、受付の人に直接カードを手渡してください。「おじいちゃんに届けてくださいね」などと、ママが一言添えるといいでしょう。
今回ははがきの作り方、干支の動物へび(※2012年の記事転載のため)と、冬のイメージにぴったりな雪だるまのイラストカードの作り方を紹介します。ぜひ挑戦してみてください。
はがきを作ってみましょう
◆通常はがきのサイズと重さ
・重さ:2~6g以内
※写真などを貼る場合は、少し軽めに作っておいて、送る前に再度はかりましょう。
・サイズ
縦14.0~15.4cm以内
横9.0~10.7cm以内
※ 市販のはがきは縦14.8cm×横10cm
◆家にあるものではがきを作ろう
「通常はがき」の規定内であれば、いろいろな用紙をはがきとして使えます。たとえば、カレンダーの写真のきれいな部分を切って、個性的なはがきを作ることもできます。
※宛名面に、日本語の場合「郵便葉書」「郵便はがき」「ゆうびんはがき」と明記します。
※宛名面の色は、白または淡色。
絵の具を使って年賀状&季節のカードを作ろう
※イラストを参考にして、難しい部分はママが手伝ってあげてください。
干支の動物のカードを作ろう
・用意するもの
はがき、絵の具(緑色・赤色・黄色)、クレヨンまたはペン(黒色と赤色)
・作り方
※へび(※2012年の記事転載のため)を作ります。
①黒色のクレヨンで、はがきにへびの輪郭を描きます。
②緑色の絵の具を指につけて、①で描いたへびの輪郭の中をポンポンと押して塗りつぶしていきます。
③絵の具が乾いたら、黒色のクレヨンでへびの目を、赤色のクレヨンでへびの舌を描きます。
※へびの周囲に花を作ります。
①赤色や黄色の絵の具を指につけて、丸に近くなるよう3~5回ポンポンと押して花を作ります。2、3個作るとかわいくなります。
②絵の具が乾いたら、黒色のクレヨンで花の芯を描きます。
※クレヨンで来年の年号を描いてもいいですね。
雪だるまのカードを作ろう
・用意するもの
はがき、絵の具(水色・白色・赤色・黄色)、クレヨンまたはペンの黒色、筆
・作り方
①筆ではがき全体に水色を塗ります。
②はがきが乾いてから、白色の絵の具を指につけて、縦に2個ポンポンと押し、雪だるまを作ります。2、3個作るとかわいくなります。
③赤色の絵の具を指につけて、②の雪だるまの上に小さくポンと押し、帽子を作ります。
④黄色の絵の具を指につけて、星をイメージして、ポンポンと押していきます。
⑤クレヨンで顔、手、年号などを描きます。
※このイラストはイメージです。実際の雪だるまはもっと小さくなります。
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■オリジナルの切手が作れます
郵便局の「フレーム切手」というサービスでは、子どもや家族、ペットなど、お気に入りの写真を使って世界に1つだけの切手を作ることができます。切手のフレームの内側に写真を印刷するので、写真そのものが切手に見えます。規定サイズであれば、手描きのイラストでも大丈夫。プレゼントとしてもおすすめです。
■横向きはがきの切手を貼る位置は!?
はがきを横向きで使用するときの、切手の貼る位置をご存じでしょうか。通常、縦向きのはがきの切手を貼る位置は左上部分の縦7.0×横3.5cmの範囲です。これは郵便局の機械で切手に消印を押せる範囲が決まっているため。はがきを横向きにして使う場合は「はがきを縦長にしたときに左上」になる位置に貼ります。
☆月刊誌『灯台』2012年12月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載