先を見通す力を養う!迷路遊びに挑戦

ゴールを目指すワクワク感とスリルが味わえる迷路遊びには、脳を刺激してさまざまな力を育ててくれるという利点も。親子であれこれ悩みながら一緒に挑戦してみましょう。

楽しみながら集中力や観察力、さまざまな力を鍛えよう!

 スタート地点からゴール地点まで、悩みながら道を選び取って進む迷路遊び。紙面上ながら、小さな冒険を追体験できるワクワク感が大きな魅力です。ママやパパも、子どものころに親しんだ遊びのひとつではないでしょうか。
 迷路遊びには、先を見通す力や結果を予測する力などを養う効果があるといわれています。また、じっと向き合って考えるため、集中力や観察力、判断力などを鍛えることにもつながります。鉛筆で道筋をたどるようにすれば、運筆力をつけるのにも役立つでしょう。目指すべきものが目に見え、到達の瞬間もわかりやすいため、やり遂げたときに大きな達成感が得られる点も、子どもの遊びとして最適です。
 このように、迷路にはさまざまな利点があります。ママやパパの頭の体操も兼ね、ぜひ親子一緒に挑戦してみましょう。

初めて迷路に挑戦するときは

子どもが初挑戦するときは、親がリードしながら、一緒に楽しめるよう工夫しましょう。

・難易度がごく低いものから始める

・親が指や鉛筆で道筋をたどりながらお手本を見せ、ルールを教える

・子どもの指を持ってあげ、一緒にたどる

・鉛筆でうっすら線を引いておいて、その上を指や鉛筆でなぞらせる

・子どもにやらせてみて、迷ったときだけヒントを出してあげる

迷路の楽しみ方いろいろ

・市販の迷路本のほか、無料でダウンロードできるホームページなどを利用してもOK

・「スタート」→「ゴール」のほか、「ゴール」→「スタート」で迷路をすると、同じものでも2回楽しめる

・迷路遊びに慣れてきた子には時間制限を設けると、よりスリリングになる

・迷路上の数箇所に宝箱などのイラストを描き加え、「お宝を全部ゲットして進もう!」などとすると、楽しみ方が広がる

迷路遊びをやってみよう!!

ゴールの雪だるまのある家を目指して、雪の世界を進んで行こう!


※答えはこの下にあります。



☆月刊誌『灯台』2016年2月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載