幼い時期の子どもは日々目覚ましく成長していきます。子ども、そして親となった自分自身の成長の記録としても、大切な思い出を日記に残しませんか?
愛情の詰まった成長記録が親子の一生の宝物に!
育児の合間のちょっとした時間を使って、育児日記をつけてみませんか。子どもの成長を記録できるだけでなく、日記を書くことで、子どもへの愛情や想いを確認できたり、自分自身の育児を振り返ることができます。また、子どもが大きくなったときに日記を読ませれば、自分への深い愛情や家族の大切さを感じることでしょう。
始める時期に正解はありません。まさに思い立ったが吉日。続けられるだろうかと躊躇したり、“毎日必ず書くぞ!”と気負ったりせずに、気軽に始めてみましょう。
ー オリジナル育児日記を作ろう♪ アイデアあれこれ ー
思い出や記録として残したいものは人それぞれ。下のアイデアを参考に、自分好みの育児日記を作りましょう。
●食事内容や食べ具合を記録
メニューや材料、食べ具合や好き嫌いなどを記録。栄養バランスのチェックや、毎日の献立を考えるのにも役立ちます。離乳食期は、食物アレルギーのチェック表を付ける、お気に入りの離乳食レシピをメモするのも良いですね。
●成長や健康状態を記録
日々の子どもの体温や食欲、機嫌などを記録したり、1ヵ月に1回など定期的に身長、体重、手や足の大きさなど成長を記録しておけば、子どもの健康管理のデータベースに。急な体調不良のときの応急処置などにも役立ちます。
●親から子どもへのメッセージ
「積み木が上手にできたときの笑顔がとてもキラキラしていたよ」「今日ママが𠮟ったのはこういう理由だよ」など、子どもに伝えたいことを日記に書き留めましょう。子どもが大きくなったら、ぜひ親子で一緒に読み返したいですね。
●絵本の読み聞かせ日記
読んだ絵本と子どもの反応を記録。好きな本の傾向もわかり、絵本選びにも役立ちます。子どもが成長したとき、今までに読んだ数々の本の記録は、子どもの自信にも繋がり、読書が好きになるきっかけになることも。
●子ども用コーナーで楽しさUP!
日記のなかに子どもに絵などを自由に描かせるコーナーを作れば、紙面がいっそう楽しく華やかに。タッチや色使いなど描く絵の変化から、子どもの成長を感じることもできるでしょう。
●毎月、生まれた日に写真撮影♪
毎月、誕生日の日付(例:10月10日生まれなら毎月10日)に子どもの写真を撮影。家の玄関など、できるだけ同じ場所、同じポーズで撮ると、成長の軌跡がよくわかるのでおすすめです。
☆月刊誌『灯台』2015年11月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載