簡単&キレイ!子どもが付けた 部屋の汚れの落とし方

子どもがお絵描きに夢中になってクレヨンが床にはみ出してしまった……。そんな経験はありませんか?汚れは気になるけれど、毎回の掃除は面倒……。そんなママたち必見の簡単クリーニング法を紹介します。

付いた汚れは放置せず〝すぐキレイに!〟が基本

 子どもは好奇心旺盛でいたずらが大好き。壁にシールを貼ったり落書きをしたり、フローリングやカーペットに食べこぼしをするのは日常茶飯事。幼い子どもがいる家庭で、部屋に何の汚れも傷もなく過ごすのはなかなか難しいものですね。
 毎日のように汚されてしまうと、〝仕方のないことだ〟と諦めてしまいがちですが、しばらく汚れを放っておくと、落ちづらくなったり、跡がくっきり残ってしまったりする場合も。大切なわが家を快適に保つためにも、その都度きれいにしたいものです。
 そこで今回は、子どもが付けた汚れを簡単に落とす方法を紹介します。頻繁に起こることでも、楽にきれいに片付けばストレスも軽減、気持ちもすっきり!
 ぜひ実践してみてください。

汚れたおもちゃやぬいぐるみも簡単クリーニング!

●プラスチックのおもちゃ
スポンジで軽く水洗い。汚れがひどい場合は食器用洗剤を使い、汚れが落ちたらしっかり洗い流しましょう。

●木製のおもちゃ
まず乾いたタオルで乾拭きを。汚れが落ちない場合は、固く絞ったタオルで水拭きした後、陰干しでしっかり乾燥させましょう。

●ぬいぐるみ(水洗いできないもの)
大きめのビニール袋にぬいぐるみと重曹(1/2~1カップほど)を入れて袋の口をしっかりとしばります。重曹がまんべんなく行き渡るよう袋を振って、よく揉み込みます。日の当たる場所に数時間~1日ほど置いた後ぬいぐるみを袋から取り出し、重曹を掃除機できれいに吸い取ったら、汚れやニオイもすっきり!

●その他のおもちゃ
錆びやすい金属製のおもちゃなど水洗いが難しいものは、消毒用エタノールで汚れを拭き取りましょう。

子どもが付けた汚れを簡単&キレイに落とすコツ

まずは、目立たない部分で、素材を傷めてしまわないか試してください。

◆フローリングの床にクレヨンで落書き

〈やり方〉
①使い古しの歯ブラシにハミガキ粉を少し付けて、汚れた部分をこすり、汚れが浮いてきたら乾いたタオルで拭き取る
②中性洗剤を少し付けたタオルでフローリングを磨いたら、水拭きで洗剤をしっかりと拭く
③乾拭きする
※除光液やベンジンなどを使用すると、フローリングの素材を傷めることもあるので注意!

◆布製ソファやカーペットでおもらし
〈やり方〉
①乾いたタオルで、おしっこの水分をしっかり吸い取る
②レモン水(水100mlにレモン1/2個分のレモン汁を混ぜたもの)を含ませたタオルを固く絞り、たたき拭きする
③十分に乾かしたら、お湯に浸して固く絞ったタオルで拭く

◆カーペットの食べこぼし

〈醤油・ソースの場合のやり方〉
①こぼした部分に少量の水をかけて濃度を薄めて、乾いたタオルをそっと当て、水分を吸い取る
※こすったり強くたたいたりすると汚れが染み込むので注意。
②水で薄めた中性洗剤に浸してよく絞ったタオルで、こぼした部分をたたき(使い古しの歯ブラシで汚れをかき出しても◎)、汚れが浮いたら水拭きで汚れと洗剤を拭き取る
③乾拭きする

〈お菓子のくずの場合のやり方〉
①使い古しの歯ブラシでくずをかき出しながら掃除機で吸い取り、カーペットの毛の中に入り込んだくずまでしっかり取る
②汚れが残っている場合、水で薄めた中性洗剤に浸して、よく絞ったタオルでたたき拭きをした後、別のタオルで水拭きして洗剤を取り除く
③乾拭きする

〈ジュースの場合のやり方〉
①こぼした部分に乾いたタオルを置き、[強]にセットした掃除機のノズルを押し当てて、水分をしっかり吸い取る
②水分が取れたら塩をすり込んで15分ほど置き、乾いたら掃除機で汚れと塩を吸い取る

☆月刊誌『灯台』2015年5月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載