夏の水遊びが楽しくなる! 簡単手作りおもちゃ

いよいよ夏真っ盛り!水遊びが楽しい季節になりました。今回は、身の回りのものを使って親子で簡単に作れる水遊びのおもちゃを紹介します。

五感を刺激しながら解放感いっぱいに遊ぼう!

暑い夏の定番と言えば“水遊び”。まぶしい太陽、蒸し暑い空気、ひんやりとした水……。季節を肌で感じながら楽しむ水遊びは、子どもにとって刺激がいっぱいです。水のそばでは解放的な気分になり、自由に思いっきり遊べて、ストレス解消にも最適。耳に心地好い水の音は、緊張した心を落ち着かせてくれる効果もあります。また、音や冷たさなど、刺激がたっぷりなので、短い時間でも「遊んだ!」という満足感が得られるのも、水遊びの特長です。
 今回は、親子での水遊びが、より一層楽しくなる手作りおもちゃを紹介します。テープを貼る、絵を描くなど、おもちゃを作るところから、もう遊びは始まっています。自分で作ったおもちゃで遊べば、楽しさも倍増。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!

〝水分不足〟や〝冷え〟にも気を付けて!
 ー 真夏の水遊び注意点


●こまめな休憩と水分補給を

水遊びをしていると涼しそうに見えるので、つい長時間遊ばせてしまいがちですが、水遊び中はたくさん汗をかき、体も疲労します。水をしっかり飲ませ、こまめに休ませましょう。

●日焼け止めなどでUV対策

真夏の日差しは紫外線が強く、屋外で遊ぶ時は十分な注意が必要です。日焼け止め、帽子などの活用を。また、紫外線が強い時間帯(10~14時ごろ)の外遊びは避けましょう。

●遊んだ後は温め&たっぷり休養

気温が高くても肌が濡れたままだと体は冷えます。濡れた服はすぐに脱がせ、早めに体を温めてください。また、水遊びをした日は思っている以上に疲れているので、早めの就寝など十分な休養を。

親子で作ろう!水遊びグッズ あれこれ 

◆葉っぱで金魚すくい
 
〈材料〉
・発泡スチロールの食品トレー ・カッター ・ビニールテープ ・水切りネット ・葉っぱ ・油性フェルトペン

〈作り方〉

(すくうもの)食品トレーをカッターでカットして右図の形(A)を作る。水切りネットを被せ、テープで固定する(B)。(金魚)葉っぱにフェルトペンで金魚の絵を描く。

〈遊び方〉

葉っぱで作った金魚を水に浮かべ、すくって遊びましょう。 


◆水中観察スコープ
 
〈材料〉
・牛乳パック ・ラップ(厚めのタイプ)
・ビニールテープ ・濡れてもよい小物(ビー玉、スーパーボールなど)

〈作り方〉

牛乳パックの上下の面を切って筒状にしたら、片側を覆うようにラップを張り、ビニールテープで隙間なく固定する。

〈遊び方〉

ビニールプールなどの水底に小物を沈めたら、スコープのラップ側を下にして覗いてみましょう。 


 
◆親子で勝負! ゆらゆら船
 
〈材料〉
・発泡スチロールの食品トレー ・油性フェルトペン
・濡れてもよい小物(ペットボトルの蓋、小石、おはじきなど)

〈作り方〉

食品トレーの真ん中にフェルトペンで線を引き、それぞれのスペースに親子で絵などを自由に描く(自分の陣地になります)と、船の完成です。
 
〈遊び方〉

船を水に浮かべたら、自分の陣地に小石やペットボトルの蓋などを交互に置いていきます。バランスを崩して船を沈めてしまったほうが負け!


 
☆月刊誌『灯台』2015年8月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載