usami-colum-title

【エコ生活】第5回 発酵食品

ライフスタイルアドバイザー
宇佐美総子

 前回、腸内環境のことに少し触れましたが、便秘をはじめ花粉症(アレルギー)や肌荒れなど、さまざまな症状に効果があると注目されているのが、「乳酸菌」です。
 長男の龍聖くん(8ヵ月)は、今はまだ母乳だけを飲んでいるのですが、あるとき、それまで毎日出ていたうんちが1週間に1度になってしまいました。小児科に相談してみたところ「よくあることです。心配ないですよ」と言われ一安心。そこでふと思い当たったのが、「そういえば私、しばらくヨーグルトを食べていないな」ということでした。
 赤ちゃんの腸は乳酸菌が豊富で善玉菌も多く、まさに理想的! にもかかわらず、その後の成長過程でどんな物を食べるかによって、腸内環境が変化してしまいますので、それ以来、ヨーグルト(自家製)を意識して食べるようになりました。すると、すんなり龍聖くんの便秘が解消されたのです。
「日頃からもっと乳酸菌を摂ろう」とヨーグルト作りのほかに最近はじめたのが、「ぬか漬け」作りです。
 ぬかはビタミンB群やマグネシウムなどのミネラルが豊富で、ぬか漬けにすると、乳酸菌や酵母菌がそのまま野菜の中に入ってゆきます。常滑焼の壺にぬかと塩、昆布のだし汁を混ぜ、乾燥させた椎茸や鷹の爪、みかんの皮を加えたぬか床を作り、そこに野菜を入れればOKなのですが、大根は水分が出やすいので、半日ベランダで干してから入れています。そうすると水分が飛んで、歯ごたえもよくなり、うまみ成分がアップするんです。
 毎日、自宅でパン作りをしていますが、最もおいしいパンができるのは今の時期です。
 春は一年の中で気温と湿度が合致して、菌も一番元気なとき。カラダによい発酵食品を積極的に食べて、いつまでもイキイキと元気でいたいですね!
実_DSC0039
実_DSC0020
(筆者撮影)
☆月刊誌『灯台』2013年5月号より転載


宇佐美総子 うさみ・ふさこ●ライフスタイルアドバイザー。ほかにも司会、モデル、カウンセラーなど多彩な顔を併せ持つ。豊富な経験から得た無添加・天然素材等の知識をもとに環境問題に取り組んでいる。著書に『幸せをはこぶ 天使のパン』(主婦と生活社)。 Gateau d'ange 北鎌倉 天使のパンケーキ