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【エコ生活】第4回 生ゴミコンポストと善玉菌

ライフスタイルアドバイザー
宇佐美総子

 1日1日と暖かくなる日差しに誘われて、庭に出てみると、新芽が土から顔を出していて、「春がすぐそこにやって来ているのだなあ」と感じます。
 水仙やチューリップなどの球根類が咲くと、通りがかる人から「きれいねえ」と声をかけられることが多くなり、カラフルな色彩にウキウキと華やいだ気分になります。
 庭に生ゴミコンポストを設置してからは、本格的に土作りを行なうようになり、ゴミの量もぐっと軽量化されて、あの不快な臭いからも解放されました。
 わが家では、助成金制度(お住まいの市区町村にお問い合わせください)を使って、電動式と非電動式のコンポストを併用しています。
 生ゴミを最初に電動式に入れて、カラカラのふりかけ状にしてから非電動式のコンポストに移し、そこに毎食、精米するたびに出る米ぬかと薪ストーブの灰を入れます。そしてさらに、納豆(納豆菌)と自家製ヨーグルト(乳酸菌)の容器を洗うときに出る洗い汁を混ぜ合わせて、スコップでよく攪拌させ、数ヵ月置くと、ふかふかでいいにおいの土ができあがります。
 土をほじると極太のミミズがいっぱい出てきます。ミミズの通ったところには適度な空気が入り、糞が土の栄養素となります。こうしてできた土を使うようになってから、葉の色が濃く、茎が太くなって、バラがかかりやすい病気の代表格「うどんこ病」や「黒星病」になりにくくなりました。乳酸菌と納豆菌を加えたことによって、善玉菌が増え、土の中にいる善玉菌と悪玉菌のバランスが変化したのです。
 同じことが人間の腸内環境にもいえます。乳酸菌や納豆菌を積極的に取り入れることによって、免疫力が上がり、病気になりにくくなるのです。
 乳酸菌と納豆菌のパワーに益々注目です!

※攪拌・・・かきまぜること

☆月刊誌『灯台』2013年4月号より転載


宇佐美総子 うさみ・ふさこ●ライフスタイルアドバイザー。ほかにも司会、モデル、カウンセラーなど多彩な顔を併せ持つ。豊富な経験から得た無添加・天然素材等の知識をもとに環境問題に取り組んでいる。著書に『幸せをはこぶ 天使のパン』(主婦と生活社)。 Gateau d'ange 北鎌倉 天使のパンケーキ