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バスや電車など公共の乗り物での困った行動対策

灯台編集部編

 春はお出かけしたくなるこの季節。でも、小さな子どもを連れてバスや電車に乗るのは大変……。そんなママの悩みを解消します。

公共の乗り物での困った行動どうしてる?

 時間が規則的で、駐車場を探す手間がいらず、何より経済的であるなど、メリットが多いバス、電車などの公共の乗り物。最近では、バスや電車に乗った分だけポイントがたまるサービスを提供する鉄道会社も増えています。ますますお得感が増し、家族でのお出かけにはぜひ利用したいですね。
 でも、バスの降車ボタンを押したがって騒いだり、電車の中で大きな声でわめいたり、走り回ったりするわが子を想像して、利用をためらうママもいるのではないでしょうか。そういった困った行動は、子どもだからしようがない面もあるとはいえ、放っておいては周囲の人に迷惑をかけてしまいますし、子どもにとっても危険です。
 そこで今回は、公共の乗り物を子どもと一緒に利用するときに、知っておくと便利なコツをご紹介します。バスや電車の利用時に子どもが迷惑をかけないかと心配をしなくてすめば、家族でのお出かけの幅もぐんと広がるはずです。ゴールデンウイークや夏休み・冬休みなどの長期の休暇に、家族の楽しい思い出を作るためにも、今からぜひ取り組んでみてください。

4~5歳になったらルールを教えよう

 個人差はありますが4~5歳になると、社会性が発達し、簡単なルールを理解できるようになってきます。「バスの中で騒いではいけません」と言われれば、「みんながうるさいと思うからかな?」と理解できるようになってきます。公共の乗り物でのルールをしっかり教えてあげましょう。


公共の乗り物での困った行動対策

降車ボタンを押したがる
 子どもはボタンを押すのが大好きです。「押してはダメ!」と否定するのではなく、「ママがいいよって言ったら押してね」など、押すことは肯定し、押すタイミングを提案するなどで対応しましょう。

ICカードを持ちたがる
 最近は、駅の改札やバスの乗降時で使用する機会が増えたためか、ICカードを使いたがる子も多いよう。「ピピッ」と音が鳴るのが楽しいのでしょうが、ICカードはお金でもあるので、子どもに持たせたままにはしないように。「ピピッとやったら返してね」ときちんと伝えましょう。

大きな声で話す、騒ぐ
 バスや電車の中では、子どもの声は、騒いでいなくても響きやすく、周囲に迷惑をかけてしまう場合があります。ママが小さな声で話してまねをさせたり、「電車では小さな声ごっこをしよう」など、小声でしゃべることを遊びにしてしまうのもよい方法です。

公共の乗り物を快適に利用するための5つのコツ

① 通勤時間帯を避けて移動
 バスや電車を利用する場合は、なるべく通勤時間帯を避けましょう。周囲の迷惑だけでなく、子どもも混雑した乗り物に乗るのはとても負担が大きいものです。
② 電車は各駅停車を
 電車に慣れていない子どもの場合、いつ「降りたい」と言い出すかわかりません。できれば、急行電車ではなく各駅停車を利用しましょう。子どもとの行動はゆっくりが基本と思いましょう。
③ 特別なおもちゃを用意
 乗り物に乗るときだけ与える、子どもが大好きなおもちゃを用意しておきましょう。普段は隠しておいて、乗り物に乗るときだけ遊べるおもちゃとすることで、「乗り物での移動時間=楽しい時間」と思えるようになります。
④携帯電話(スマホ)を活用しよう
 最近では携帯電話(スマホ)の画像を見せたり、子ども用のゲームを入れたりするのも有効といえます。電車に乗るときだけ特別に携帯を使ってもいいとするとよいでしょう。
⑤事前に乗り物に乗ることを伝えて
「明日電車に乗るよ」「これからバスに乗って、○○へ出かけるよ」など、子どもに心の準備をさせておきましょう。

ママの行動にも注意して

 公共の乗り物では、子どもの行動だけでなく、最近はママの行動も周囲の人から困った行動と見られがちです。親しいママ友だちとのお出かけは楽しいものですが、ついついおしゃべりに夢中になって、話し声や笑い声が大きくなっていないか注意をしましょう。また、子どもを大きな声で叱ったり、必要以上に叩いたりするのを他人は見たくないもの。自分の行動を見直してみましょう。

☆月刊誌『灯台』2012年5月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載