子どもの金銭感覚_アイキャッチ画像01

家庭で上手に育もう! 子どもの金銭感覚

灯台編集部編

正しい金銭感覚を身につけるには、家庭での取り組みが大切です。毎日の生活や遊びのなかで、お金の大切さや正しい使い方を伝えましょう。

健全な金銭感覚を育むには幼少期からの家庭教育が大切

01
 お正月にお年玉をもらったり、お小遣いをもらったときに、子どもはお金をどんなふうに扱っていますか。かばんの中に大切にしまう子や親にすぐに渡す子もいれば、その辺にぽいっと放っておく子もいるでしょう。このような子どものお金に対する感覚の違いは、家庭でのお金の扱い方や教育が大きく影響しています。
 正しい金銭感覚を身につけるには、幼いうちからの家庭教育が重要です。将来、子どもがお金に関するトラブルで困ることがないよう、家庭内で意識して取り組みたいですね。
 
 

遊びや暮らしのなかで〝正しい金銭感覚〟を身につけよう!

●働くとお金がもらえるよ! 〝お小遣いの与え方〟
02
 子どもに簡単な家事をさせて、その報酬として、お手伝い1回につき10円のお小遣いを渡します。お金は無条件にもらえるものではなく、仕事の対価としてもらえるものだということを学びます。お金の扱い方については、下記の〝貯金箱作り〟も参考にしてください。

★ポイント★
お手伝いは、植木の水やり、食事前・後のテーブル拭きなど、定期的・継続的に行なえるものが◎。親はそばで見守ってあげましょう。

※家事の手伝いは家族の一員として当然の行為であり、その対価としてお小遣いを与えることに抵抗を感じる方もいるかと思いますが、今回の取り組みは、幼児にお金の仕組みを理解させるのが目的です。お小遣いの与え方については、子どもの成長とともに、ぜひご家庭で話し合ってください。
 
 
 
●お金と物は交換できるよ! 〝お買い物ごっこ〟
03
お買い物ごっこを楽しみながら、お金を渡すと品物を受け取れる、お金がない・足りないと受け取れないということを学びます。

~準備するもの~
・ごっこ遊び用のお金
…100円、50円を各1枚、10円を5枚用意(折り紙などで作成)。
・ごっこ遊び用の品物
…おもちゃやお菓子など、子どもがお気に入りの品物を7点用意し、ごっこ遊び用のお金と同額の値札を付ける(100円、50円の品物を各1点、10円の品物を5点)。
・ごっこ遊び用のお財布

~お買い物ごっこのやり方~
まずは親が店員、子どもがお客さんになります。子どもに欲しい品物を聞き、その値段を伝えたら、品物と同額のお金はどれかを一緒に確認し、お金と品物を交換しましょう。手元のお金がなくなったら終了。慣れてきたら、役を交代して楽しみます。

★ポイント★
「いくらですか?」「100円です」「やすいね!」「たかいからやめようかな?」など、品物の値段を意識させる言葉をかけながら、楽しみましょう。

 
 
 
●お金を貯めて欲しいものをゲット! 〝貯金箱作り〟
04
子どもに今欲しいものを聞いて、その目標の金額までお金を貯めさせます。お金が貯まると欲しいものが手に入ること、目標に向かってコツコツ頑張ることの大切さが実感できるでしょう。また、お金が貯まるころには、もう、そのものが欲しくなくなっていることも。そんな体験を通して、よく考えてから買うものを決めることの大切さを知るはずです。

貯金箱を手作りしよう!
~準備するもの~
・ペットボトル(2L)・カッター
・ビニールテープ・リボン、マスキングテープなど・紙・ペン

~作り方~
①ペットボトルの上部をカッターでカットして、切り口をビニールテープで覆う(手を切らないように注意)。
②リボンやマスキングテープなどでペットボトルを自由にデコレーションする。
③紙に子どもの欲しいものの絵(字が読める場合は字でもOK)とその金額を書き、ペットボトルに貼りつける。
05

★ポイント★
貯金箱に入れるお金は、お手伝いでもらったお小遣いのみというルールにします。目標金額を1~2週間程度で貯まるように設定しておくと、飽きずに楽しく取り組めます。 例:目標金額500円。お手伝い1回につき小遣い10円×50回で達成(1日5回のお手伝い×10日間)。

☆月刊誌『灯台』2015年10月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載