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子どもの好き嫌いをなくす方法

灯台編集部編

 好きなものはどんどん食べるのに、嫌いなものは断固拒否! せっかく一生懸命作っても、これでは食事タイムが憂うつになってしまいます。そんなママたちの悩みを解決するアイデアを紹介します。

無理強いせずに大らかな気持ちで

 子どもの食事でママが悩むのが「好き嫌い」をすること。あれこれ工夫して、一生懸命作ってみても、見た途端に拒否されたり、一度口に入れてもすぐ出してしまったり…。
 だからといって、どうしても食べなければダメと無理強いすると、子どもは食べる楽しさを感じることができず、ますます食べなくなってしまいます。
 家では食べないのに、保育園や幼稚園では食べるというケースも多く見られます。その一番の理由は、楽しい雰囲気の中でみんなと一緒に食べているから。誰かがおいしそうに食べている姿を見ると、子どももまねをして食べたくなるもの。ママはあまり神経質になりすぎず、食事の場はあくまでも楽しくし、家族が先においしそうに食べてみせるのも効果があります。
 また、食べさせることよりも、まずおなかをすかせることを考えるのが先決ともいわれ、間食を控える、外遊びで体をよく動かすなど、食事の時間におなかがすくようにもっていくことも大切です。
 調理法の工夫や、困ったときの対処法など、先輩ママたちのアイデアを紹介します。

離乳食の時期から素材のうまみを教える

 子どもの味覚が発達し、好き嫌いが出てくるのは1歳くらいからといわれていますが、その前の離乳食の段階で、いろいろな食材を使い、素材そのもののうまみを体験させることが大切です。好き嫌いをしない子にするには、赤ちゃんの時期から何でも食べられる土台作りをしておきましょう。

好き嫌いしない子にするための離乳食対策 5

1 機嫌のいいときに与えるのが基本!
2 離乳食を食べさせることに必死にならないで。パパ、ママ も一緒においしそうに食事をしましょう。
3 なるべくだしを効かせ、素材そのものから出るうまみを利 用して、調味料は少なめに使いましょう。
4 味よりも、食感が苦手だったり、調理の状態が口の発達に 合っていなかったりすることも。とろみをつける、やわら かめに調理するなどの工夫をしましょう。
5 一度嫌がったからといって食卓に出さないのは×。細かく刻む、ほかの食材と混ぜるなどして、口に入れる経験をさせましょう。そのうち食べ慣れてきます。


こんなときはどうする?

ケース1 初めて口にする食材を嫌がる

これで解決!
子どもは未知のものは警戒するもの。そのままでは食べず嫌いになる場合があるので、家族で食卓を囲み、ママやパパが率先しておいしそうに食べてみせるといいでしょう。

ケース2 口に入れてもベーッと出してしまう

これで解決!
「どうしたの?」と過剰に心配したり、「ダメでしょ!」と叱るのは逆効果。ママの反応を見て面白がり、わざと繰り返すことがあります。ママは感情的にならず、素知らぬふりで、「ライオンさんのお口!」「ひよこさんのお口!」などと言って、口を開けることに意識を振り向けるなど、食事を楽しくする工夫をしましょう。

ケース3 好きなものだけ食べて満腹になる

これで解決!
子どもがおいしそうに食べると、それを見ているだけでママは大満足です。だからといって、偏った食材だけでは栄養が足りません。好きなものは後から出すなどして、おなかがすいているときに苦手な食材を克服させましょう。


うちの子の嫌いなものトップ3 & 解決調理法

1位 野菜
葉もの野菜、青い野菜はすべてダメ。レタスなど生野菜も苦手。

先輩ママのアイデア!
ドレッシングを工夫するといい。ごまだれやマヨネーズにゆで卵を刻んで加えたものをかけたら、ホウレンソウもおいしそうに食べた。マヨネーズにケチャップを入れたものもおすすめ。

2位 魚
生臭いニオイがダメ。

先輩ママのアイデア!
最初に食べさせる魚には十分注意! アジやイワシの塩焼きなどは生焼けになっていないか気をつける。シャケなど切り身の焼き魚や、甘めでしっかり味のついた煮魚ならよく食べる。

3位 肉
ぼそぼそした食感が嫌い。ハンバーグしか食べない。

先輩ママのアイデア!
肉はゆでて細かく切り、あんかけにする、ワンタンの皮に包む、卵と一緒に炒める、などの工夫で食べやすくなる。

☆月刊誌『灯台』2011年3月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載