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家庭でできる食育体験 子どもと一緒に楽しくクッキング!

灯台編集部編

親子での料理は子どもの「食」への興味を深め、好き嫌いをなくすきっかけにもなります。〝まだ小さいから無理〟と思わずに、できることから体験させてあげましょう。

親子のコミュニケーションを深め食の楽しさや大切さを体感する

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 生活が豊かになる一方で、食に対する意識が希薄になってきたといわれている現代人。規則正しい食生活や、家族みんなで食卓を囲む楽しい食事などが失われつつあります。孤食(1人で食べる)や固食(固定化したメニュー。好きなものだけ食べる)など、幼少期の食生活の乱れは深刻で、「食育」の重要性も注目されるようになってきました。
 食を通じたコミュニケーションは、食の楽しさを実感させ、子どもの心に豊かさをもたらします。料理をすることで、ただ「食べる」だけだったものが「参加する」ものに変わります。たとえ小さなお手伝いでも、自分に役割を任せてもらうことは、子どもにとって大きな体験になります。何よりみんなで作った料理を一緒に食べるのはとても楽しいもの。今まで食べられなかったものでも、自分で作ったものならおいしい!と食べてしまうこともあります。
 子どもの食への興味を高める親子クッキング。楽しみながら挑戦してみましょう。

■親子クッキングの注意事項

○調理器具の使い方に注意する
 子どもと一緒に料理をするとき、最も注意したいのが安全面。包丁やピーラーなどの刃物や火を扱う場合は、特に注意が必要です。必ず正しい使い方を教え、大人が目を離さないようにしましょう。

○広く安全な場所で料理する
 キッチンには、子どもにとって危険なものもいっぱい。また高い調理台は、子どもには不安定で危なっかしいもの。ダイニングやリビングのテーブルに調理器具を持ち出し、広く安全な場所で料理するとよいでしょう。

【親子クッキングに挑戦!】

■ポイント!
・子どもにやらせてあげるのは盛りつけや成形など、料理を作った! という満足感が得られる作業がおすすめです。
・お肉は生のまま食べたらダメ、玉ねぎは目にしみるよ! など、料理をしながら食に関する知識を教えてあげましょう。
・子どもの料理に失敗はつきものです。多少の失敗は大目に見て、子どもに〝料理は楽しいもの〟と思ってもらえるようにしましょう。
・ 作ったあとは一緒に食べて「○○ちゃんが作ってくれたお料理、すごくおいしいね!」などと声をかけ、さらに満足感を高めてあげましょう。

■2~3歳児におすすめ
・サラダの野菜をちぎる
・サンドイッチの具を挟む
・ラップに包んでおにぎりを握る
・いちごやトマトなどのヘタを取る
・玉ねぎの皮をむく
・料理を盛りつける
など
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■4~5歳児におすすめ
・お米をとぐ
・卵の殻を割る・溶く
・ピーラーで野菜の皮をむく
・ハンバーグなどのたねを手でこねる・成形する
・餃子やシュウマイのたねを包む
など
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☆月刊誌『灯台』2010年11月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載