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自立への第一歩!子どもに身の回りのことをさせよう

灯台編集部編

社会生活を送るために必要な「自主性」や「責任感」を身につけるためには、子どものうちから自分で身の回りのことをできるようにしておく必要があります。

自分でできたら上手にほめて子どものやる気を引き出す

 幼児期は、将来子どもが社会生活を送るために必要な生活習慣を身につけていく時期ですが、親は、つい子どもの身の回りのことに手を出したり、先回りをして注意をしてしまいます。しかしそれでは、他人任せで自分では行動できない子どもになってしまうでしょう。そうさせないためには、子どもの「自分でやりたい!」と思う気持ち(自立心)を育て、「自分でできた!」という喜び(達成感)を感じさせることが大切なので、手先が器用になる3歳ごろから、自分で身の回りのことができるように導いていきましょう。P042-045_ヤングミセス02
 そして、上手にできたときはしっかりとほめてあげましょう。ほめられることで子どもは喜びを感じ、自信を持ちます。その自信から自立心が芽生えるのです。
 重要なことはほめるとき、子どもと一緒になって喜んであげることです。親の喜びを子どもは敏感に感じ取り、満足感はより一層大きくなるはずです。
 また成長するにつれて子どもは親の言動の裏にある真意に気づくようにもなりますので、心のこもっていないほめ言葉等は親への信頼が薄らぐ可能性も。十分に注意しましょう。


最初にやらせたい身の回りのこと5つ

手を洗う
 石けんを使い、手のひら、爪、指の間をしっかり洗わせましょう。外から帰宅したとき、ご飯を食べる前、トイレの後など、毎日の生活習慣とセットで行なうように教えるとよいでしょう。
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うがいをする
 まずは水を飲まないで口の中にためておくことに慣れさせましょう。慣れたら水を口に含み、顔を上にあげさせ、「アー・オー・アー・オー」と言わせます。その際、水を飲んでしまわないように注意を促します。
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着替え
 上着はボタンのない被りもののシャツ、ズボンは腰ゴムの半ズボン等から始めさせましょう。
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靴の脱ぎ履き
 履き口の大きいものから始めさせましょう。左右を間違えないようにマークを付け、「マークをくっつけよう」と教えるとよいでしょう。
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鼻をかむ
 空気を十分に吸い込んでから口をしっかり閉じ、片方の鼻を押さえ、斜め下を向いて、勢いよく押さえていない鼻から息を吹き出させましょう。
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【叱らずに見守ってあげましょう】
 手先の器用さや習得のスピードには個人差があります。「なぜできないの?」と焦らずに、少しずつできるようになっていく過程を子どもと一緒に喜びながら楽しく練習していきましょう。初めのうちはうまくできずに衣服や周りを汚してしまったり、時間がかかったりするものです。手出しをしたくなりますが、ぐっと我慢して見守ってあげましょう。


☆月刊誌『灯台』2013年6月号「ヤング・ミセス・プラザ」より転載